ここではシュレッダーのプロである著者が厳選するおススメのシュレッダーをご紹介して行きます。
シュレッダーの使用用途を大きく分けると
- 手動家庭用
- 電動家庭用
- 小規模~中規模オフィス用
- 業務用
の4つに分けられます。
このページでは4つの使用用途別におススメシュレッダーと選ぶポイントをご紹介していきます。
手動家庭用シュレッダーのおススメはアイリスのH1ME!
まずは家庭用の手動タイプについてです。
手動タイプをお求めの方は「なるべく安く済ませたい」と考えている方が多いのでは無いでしょうか?
確かに安さで言えば手動タイプは安いですが、安く手軽に済ませたいのであればハサミタイプの物があります。
このシュレッダーハサミであれば安く故障もないです。必要な部分だけを切るだけなので簡単です。
またハサミ以外にもケシポンという製品もあります。こちらはもっと安いです。
「一部分だけじゃなくて1枚を切りたい」という方はやはりシュレッダーを買うべきです。
しかし、シュレッダーのプロである著者は安易に手動シュレッダーをおススメしたくありません。
なぜか?
それは面倒だからです。
特に多くの紙を細断したいのであれば時間もかかるし、硬い紙や厚い紙などは意外と力も必要です。
また壊れやすいという特徴もあります。負荷が掛かるとトッテの付け根の部分が壊れるという経験を著者は何回もしています。(笑)
なので、手動のシュレッダーを買うならシュレッダーハサミで安て簡易的に済ませるか少し高い電動のシュレッダーを買うのをおススメします。
それでも手動シュレッダーを買いたい!という方は下記の二点を参考にしてみましょう。
[box class=”pink_box” title=”選ぶポイント!”]
- ハンドルの強度
- 細断サイズ
[/box]
まずはハンドルの構造です。ハンドルが細ければすぐに壊れてしまいますね。ここは注意しましょう。
次に細断サイズです。
なぜ?と思った方もいるかもしれませんが、細かく切るということはそれだけパワーが必要ということです。
つまり細断サイズが小さいと、製品に大きな負荷が掛かるということなんです。
これを踏まえて著者はアイリスオーヤマのH1MEをおススメします。
アイリスオーヤマのH1MEはハンドルはそこまで細くは無いので強度は考慮されていそうですね。また、細断サイズもセキュリティー的に問題ないレベルでちょうどいいサイズです。もう少し細断サイズが大きくても良いくらいです。
またA4サイズが切れることとCDやDVDの処理も可能なところが嬉しいですね。
以上の理由と著者が知っている裏情報を考慮して、アイリスオーヤマのH1MEをおススメとさせていただきました。
最後にもう一度言います。手動タイプは面倒で壊れやすいので、ハサミタイプか次に紹介する電動タイプを買った方が良いでしょう。
他におススメは?と気になるかもしれませんが、正直手動シュレッダーを勧めたくないのでこれで勘弁してください(笑)
電動家庭用シュレッダーおススメはコクヨのAMKPS-MS100W!
続いて電動タイプの家庭用シュレッダーについてです。価格帯的には3000円~1万円がこのクラスになります。
このクラスは製品によってかなり品質レベルの差が出てきます。まさに安かろう悪かろうの世界ですが、高くても出来の悪い製品が多くあるので注意が必要です。
主にこのクラスは家庭での使用をおススメしますが、オフィスで自分のデスクの横などで使うことも出来ます。実際にシュレッダーのプロである著者もオフィスのディスク横に設置していて非常に便利でした!
このクラスの選ぶポイントは下記の二点です。
- 静音性
- デザイン
まず静音性ですが、シュレッダーについてでも紹介した通り品質に直結する場合が多いです。この安いクラスで静音性まで考慮しているということはそれなりの品質レベルがある証拠です。
なので最優先で静音性を考慮しましょう。
それに近い考え方ですが、デザインも重要です。日本人向けのデザインになっていることは、日本向けを意識したものつくりをしている証拠です。なので当然品質も意識しているはずです。
出来れば日本向けだなというデザインの製品を選びましょう。
それを踏まえて著者がおススメするのはコクヨのAMKPS-MX100Wです。
実は著者もこの製品をデスク横で使っていたのですが、非常に良い製品です。このクオリティーで1万円を切っているというのは他のメーカーからしたら驚異です(笑)
細断サイズは若干大きいのでクズがかさばるといった印象ですが、セキュリティー的にはこのレベルで十分です。
動作音もかなり抑えられており、静音性はこの価格帯ではトップクラスです。シュレッダーの動作音でお悩みの方がこれを購入したら驚くと思います。
デザインも角丸でいかにも日本向けという感じです。
スペック的にも最大細断枚数がA4で6枚と他の製品と比較しても見劣りはしませんし、細断速度もまずますで、動作時間も10分以上あるので家庭用なら十分です。
電動タイプで家庭用ならこのコクヨのAMKPS-MX100Wを買いましょう!この静音性を体験したら他の製品はもう買えないです(笑)
他に電動の家庭用シュレッダーのおススメを知りたい、という方は下記記事をチェック!
小規模~中規模オフィス用シュレッダーのおススメはサカエのemi15!
続いて小規模オフィス向けです。価格帯的には1万円~10万円がこのクラスになります。
こちらも電動タイプの家庭用シュレッダーほどではありませんが、品質の差は製品により大きいです。
このクラスになるとそこそこの価格になってくるので慎重に製品選びをしたいですね。
使い方としては数人で一台のシュレッダーを共用して使う想定ですね。小規模オフィスなら1台、中規模オフィスであれば複数台使うのが良いでしょう。
それを踏まえて小規模~中規模オフィスのシュレッダーを選ぶポイントは下記の三点です。
[box class=”pink_box” title=”選ぶポイント!”]
- 静音性
- 最大細断枚数&細断速度
- 細断サイズ
[/box]
電動タイプの家庭用シュレッダーでも説明しましたが、やはり品質を見極めるのは静音性です。これは譲れません!
そして、共用して使うような場面ではそれなりの枚数の紙をシュレッダーすると思いますので、最大細断枚数や細断速度を重視すべきでしょう。その方が効率的に処理できるからです。
そして共用して使う場合は使用量が多くなりますが、出来るだけクズ交換を少なくしたいですよね?そう考えるとクズ箱容量も大事ですが細断サイズも重要になります。
これらのポイントを考慮してシュレッダーのプロである著者がおススメするのはサカエのemi15です。
このメーカーは大手シュレッダーメーカーの製品を長年生産してきた知る人ぞ知るメーカーで、無名ですが実力はかなり高いです。まさに隠れたおススメ品なのです。
価格的にも3万円中ごろなので非常におススメです。
この製品は著者が見てきた小規模~中規模オフィス向けの10万円以下の製品の中ではNo.1の静音性を誇ります。動作しているのか不安になるくらいの動作音の小ささです。
そして共用で使用するには十分の最大細断枚数は15枚細断で、細断速度もこのクラスではそこそこの速さです。連続細断も20分以上可能なので大量処理も可能です。
細断サイスも大きすぎずといった感じでバランスも良いです。
もう少し最大枚数が多い方が良いという方は最大細断枚数が20枚のemi20を
なるべくクズ交換を少なくしたいという方は微小細断のemi10を
検討してみてはいかがでしょうか?著者的にはバランスの良いemi15がおススメです。
他に小規模~中規模オフィス用のシュレッダーのおススメを知りたい、という方は下記の記事をチェック!
業務用シュレッダーのおススメは明光商会のMSD-F31SF!
最後に業務用です。業務用の価格帯は10万円以上から高いものだと100万円くらいするものもあります。
定価10万円~30万円くらいの製品は中国製などの海外生産が多く、正直なところ品質が悪いものもあります。
なので、出来れば定価ベースで40万円以上の日本製の製品を購入するのが良いです。
もしそこまで費用を出せないなら、小規模~中規模オフィス向けのシュレッダーを複数台購入することをおススメします。こちらの方がコストパフォーマンスは絶対良いはずです。
業務用シュレッダーを選ぶポイントは三点です。
- 定価40万円以上
- 製品サイズ
- 最大細断枚数&細断速度
まずは、先ほど説明したように定価で40万円以上の日本生産品にしておきましょう。
そして業務用は大きいのでオフィスにあう製品サイズを選びましょう。意外と邪魔になるケースがあります。
そして、沢山の人間で共用するので、大量細断を効率よく出来るように最大細断枚数と細断速度に考慮して選ぶべきでしょう。
これらを踏まえてシュレッダーのプロである著者がおススメするのは明光商会のMSD-F31SFです。
明光商会は業務用シュレッダーNo.1のメーカーです。定価68.8万円ですがネットでは半額ほどになっていますね!
注目したいのは最大細断枚数で、なんと!!同時に55枚もの大量細断が可能な製品となっています。
そして細断速度も自動可変により、投入枚数が少ない時は高速、枚数が多い時は低速というように自動で調節してくれる機能もあります。
さらに細断方式が面白いんです。スパイラルカット方式と言って他のシュレッダーと違う切り方をします。それによって、細断クズの体積がかなり減るという特徴があります。
著者が実際に試した経験ですが、一般的なシュレッダーの切り方の約1/2~1/3くらいにクズの体積が減ります。なのでクズ交換の頻度も約1/2~1/3くらいになるということです。
Amazonでこの製品が定価の半額で売っているというのは驚きです(笑)
他に業務用シュレッダーのおススメを知りたい!という方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。(準備中)
【プロ厳選】おススメシュレッダーのまとめ

以上がシュレッダーのプロである著者が厳選したおススメシュレッダーの紹介でした。もう一度おさらいですが、
手動タイプの家庭用シュレッダーはアイリスのH1ME
電動タイプの家庭用シュレッダーはコクヨのAMKPS-MX100W
小規模オフィスの業務用シュレッダーはサカエのemi15
大型の業務用シュレッダーは明光商会のMSD-F31SF
今までシュレッダーを購入して失敗したという方は多いのではないかと思います。実際に私も数百種類のシュレッダーを見てきて「さすがにこれは無いだろ~」というレベルの製品は沢山ありました。
しかし、今回ご紹介した製品は私が知る限り、私が触ってきた限り、それぞれのクラスではNo.1の製品です。シュレッダー開発者として目指したいと思えるレベルの製品ばかりです。手動タイプは抜きにして(笑)
そんな私の経験を信じて頂き、皆様に良いシュレッダーを選んで頂ければ幸いです。